自分の住んでる町でこんな風景に出くわすとは思ってもいなかった。
ここは普段通りかかっているのに何気なく見過ごしてしまっていた、ビルのそばの駐車場になっている空き地。
夕飯前の一日最後の明るさの中で遊んでいる子供たちがそこに居た。
その小さな気配が、見過ごされていた都会の空洞に意味をもたせ、そしてこちらに飛び込んで来たのだった。
頭の中ではこれがどこか別の大都会、たとえば東京などの映像として伝えられてくる光景の一つにしか解釈できなかった。
なぜなら、私の中にあるこの町は、まだまだ田舎で暖かくて柔らかいものだから・・・
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